【新唐人2013年11月13日付ニュース】アメリカ政府が2011年から留学ビザの規制を緩和してから、外国の留学生が大幅に増えています。2012年の留学生の総数は史上最高の82万人を記録し、中でも中国からの留学生が引き続きトップを占めています。
統計によると、去年米国は82万人の外国人留学生を引き寄せました。うち中国人留学生数が最も多く、連続4年間トップを占めています。
アメリカの国際教育研究所（Institute of International Education、IIE）が11日に発表した報告書によると、2012年秋から2013年までの間、アメリカの大学または大学院に在籍している中国人留学生の数は23万6千人。前年より21％増加し、連続４年間トップを占めています。
中国人留学生の総数は、2位のインドの2倍以上で、3位の韓国の3倍です。
留学コンサルタント Richard Yinさん
「原因は2つあります。１つは米国社会が中国の富裕層にとって、魅力があるからです。中国国内では政治環境、経済環境、自然環境が悪化し、多くの家庭が逃げ道を探しています。子供のためです。次に、全体的に見ると、目下世界最良の教育はやはり米国にあります。米国はより自由で個性化した教育を提供しています」
2012年の外国人留学生の数は史上最多の82万人。10年前に比べると40％増加しています。
中国人留学生に人気のある大学はサウスカリフォルニア大学ロサンゼルス校、イリノイ大学のアーバナ・シャンペーン校、パデュー大学、ニューヨーク大学、コロンビア大学などです。うち、3分の1の留学生が企業管理を学んでいます。
今 米国に来る中国留学生の人数はますます増え、年齢も若年化の傾向にありますが、原因は？
確かにそうです。この前に取材した留学コンサルタントの方によると、現在中国からは高校生、さらには中学生の留学生が増加傾向にあります。外国メディアの分析によると、この現象の原因は二つあります。一つは中国の丸木橋のような受験制度から逃げるためです。二つ目は硬直した中共教育制度下で、子供の創造力が扼殺されるのを避けるためです。これは周知の二つの原因です。このほか、ますます国際社会の注目を引いているのが、これら留学生の家庭の背景が、中共高官または中共政策の行方を熟知している富商ということです。彼らは子供を米国に留学させると同時に一部財産を米国に移転させることで、子供と自分の為に移民の機会を探しているのです。一旦中共政権に危機が現れた場合、または自身が政治迫害に遭ったとき、彼らは事前に用意しておいた、この船に乗り換えるのです。
ありがとうございました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/11/12/atext1002392.html （中国語）
（翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工）
